2023/2/22

転倒を減らすため御利用者様と力を合わせて①~時間別の各場所での転倒率の結果を利用者様へ~

 時間別の各場所での転倒率の結果を御利用者様へ周知させていただきました。
 日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科の作業療法学専攻の学生と先生に令和3年度の事故データを分析していただき、その結果を愛厚新生寮へフィードバックしていただきました。
分析結果から、少しでも転倒を減らせるように現在取り組みを始めています。個別のケース検討をはじめ、支援のアプローチの変更、転倒が多い時間帯の職員配置の調整等、やらなければならないことは枚挙にいとまがありません。
 ひとつの取り組みが今回です。気をつけてほしい時間、例えばトイレは4時から9時、起床後に多いことが分かりました。まずは身体を覚醒させてからトイレへ行ってほしいことを御利用者様へお話させていただきました。
 実際に数字をお伝えして、図解で説明することで、「へ~そうなんだ、そういうことか」と話される方、首を縦に振って頷かれる方、様々な反応を御利用者様にはしていただきました。今回のやり方は御利用者様に伝わる部分が多かったのです。
 今回ご協力いただいた日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科の作業療法学専攻の学生と先生、この場をお借りして感謝を伝えたいと思います。誠にありがとうございます。

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