2020/1/24

『介護の理念』を活かした取り組み

~充実した暮らしのお手伝い~

 愛厚ホーム豊川苑では、昨年10月に名古屋柳城短期大学-大﨑千秋准教授を講師に招き「介護の理念」について職場研修を実施しました。
 豊川苑にも施設運営基本理念があり、この理念に基づき利用者支援を推進することとしています。研修の中のグループワークで「理念と程遠い行為」「やってみたいこと」を参加職員で活発に意見交換を行い、職員一人ひとりが「思い」を持って業務に就いていることが把握できました。
 「やってみたいこと」の中で「個々の生活スタイルで支援してあげたい。」との思いを形にするために取り組んだのが「しつらえの工夫による住環境の整備」でした。

しつらえの工夫による住環境の整備

 豊川苑には1階、2階ともに畳コーナーがあります。今までは荷物を置く以外、ほとんど活用されていなかったスペースに、職員から寄付していただいた「こたつ」を置き、椅子の生活に慣れていない利用者の方々にくつろぎ空間を設けることとしました。

1階畳コーナー

1階畳コーナー before
1階畳コーナー before
after その1
after その1
after その2
after その2

2階畳コーナー

2階畳コーナー before
2階畳コーナー before
after その1
after その1
after その2
after その2

 温かいこたつに座りテレビを見る方、寝転んで昼寝をする方、塗り絵を楽しむ方がお見えになります。
 ちょっとしたしつらえの工夫で家庭的な空間を造り、ゆっくり過ごしていただくことが出来ました。
 この「介護の理念」を活かした取り組みは“しつらえの工夫”の他にも“利用者様が参加したくなるレクリエーションの展開”、“ディルームを食事スペースとくつろぎスペースに分け生活にメリハリをつける”など、いくつかの取り組みを既存業務の見直しと並行して行っています。
 利用者様の充実した暮らしのお手伝いのため、職員がワンチームになって頑張っています。

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