2022/7/20
「医療通訳研修会」を開催しました。
- 所長開講挨拶
- 通訳技術に関する講義
- 医師役(中)と患者役(右)の会話を通訳(左)
7月15日(金)、ウインクあいち(愛知県産業労働センター)で、「医療通訳研修会」を開催しました。
この研修は、東海・北陸ブロック(富山・石川・福井・静岡・岐阜・愛知の各県内)の支援・相談員と自立支援通訳を対象としたもので、講師は「NPO法人多文化共生センターきょうと」に依頼しました。
当センター所長の開講挨拶に続き講義が始まり、「循環器の疾患」「皮膚の疾患」について、発症機序、器官名・病名の日本語・中国語対訳等について講義形式で学びました。
ついで、通訳する際のメモの取り方(ノートテーキング)のテクニックについて、記号や略字の活用など、具体的に指導を受けました。
最後は、医療現場を想定したロールプレイ。医師役(日本語)と患者役(中国語)の間に入って、メモを取りながら、「患者の病状説明を医師に伝える」「医師の病名・治療法説明を患者に伝える」練習を行いました。
受講者からは、「参加型の研修で、最後まで緊張感を保ちながら、楽しく勉強できた」などの感想が寄せられました。
東海・北陸中国帰国者支援・交流センター ホームページ担当