2015/8/6
みんなで育む療育 ~歯からはじめる健康磨き~
平成27年8月3日(月)、岡崎市福祉の村めばえの家で、『今日からできる!!楽しい歯磨き』をテーマに講演会を実施し、めばえの家、若葉学園をご利用されているお子さんの保護者31名にご参加いただきました。
当園の上出歯科衛生士より、
「歯磨きは想像以上に難しいことです。自分で磨けるようになるには、横断歩道を一人で渡れるくらいの判断力が必要です。
そして、虫歯にならないためにはお母さんの介助磨きが必要です。ペンを持つように力を入れずに優しく、10数えながら笑顔で磨いてあげて、できたら“○”と褒めてあげましょう。」
という内容のお話をしました。
また、講演後には、大岩歯科部長と上出歯科衛生士が、実際にめばえの家をご利用しているお子さんと保護者の方へブラッシング指導も行いました。
長い1日のほんのわずかな時間の歯磨きですが、その歯磨きが上手にいかず、日々格闘しているお母さんは少なくありません。
慣れるまで時間はかかりますが、慣れてしまえば、お母さんもお子さんも歯磨きが楽しくなります。
楽しい歯磨きへの一歩としては、
◎正しい歯ブラシを選ぶ
<-市販で売られている歯ブラシの年齢表示はあくまでも目安です
◎嫌がらない、痛くしない歯みがきをする
<-嫌がるには理由があるはずです。歯ブラシの毛先が歯以外に当たっていませんか?歯ブラシを噛まれていませんか?
◎ごはんを食べたら歯を磨く習慣をつける
<-楽しく遊んでいるところを歯磨きで邪魔されるのはいい気分ではありません。食べて、歯を磨いてから遊ぶようにしましょう。
という以上の3点が大切です。
- 歯ブラシの毛先の大きさは、人差し指の第一関節より少し小さめを!
今日から実践スタートです。まずは3か月!3か月後にお子さんの良い変化が聞けることを楽しみにしています。
たくさんのご参加ありがとうございました。
第二青い鳥学園 障害児等療育支援事業